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満月〔本来の艦名表記は滿月。〕(みちつき)は、日本海軍の未成駆逐艦。秋月型駆逐艦の12番艦〔本艦が艦艇類別等級別表に登載された1945年2月5日時点で秋月、照月、初月、新月、若月、霜月の6隻が艦艇類別等級別表から削除されているため、1945年2月5日時点では6番艦、通算では12番艦となる。秋月型駆逐艦の、1945年2月5日時点での艦艇類別等級別表上の序列は涼月、冬月、春月、宵月、夏月、満月、花月の順である。〕。太平洋戦争中に建造中止となり、戦後解体された。 ==艦歴== マル急計画の駆逐艦乙、第360号艦型の6番艦、仮称艦名第365号艦として計画。 1945年1月3日、佐世保海軍工廠で起工。2月5日、満月と命名されて秋月型駆逐艦の6番艦に定められ〔、本籍を呉鎮守府と仮定。 3月、工程16%で工事中止となり、船台上で放置された。艦体はキールの据え付けと中央部への肋材設置が終わり、その外舷に鉄板を一部張っただけだった。 1947年9月9日、満月の船体は解体のため内務省を経由して大蔵省(熊本財務局)へ引き渡され、さらに同日佐世保船舶工業株式会社(旧佐世保海軍工廠)へ引き渡された。 1948年2月から佐世保船舶工業で解体が始まり、2月28日に解体が終了した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「満月 (駆逐艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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